宮城県気仙沼市の沿岸部で18年間生まれ育ち、幼少期には日本舞踊や作文朗読に親しみ、軽音楽部に所属してステージに立って歌や楽器演奏をしていた。
神奈川県の女子美術大学に進学し、絵では食べていけないと始めた就職活動が難航する中で「舞台などをやってみたら」「好きなことをやり、アルバイトをしながら生活するのも、少しの間ならいいのでは」と父に勧められて、4年生になった直後の2011年4月にオーディションに合格して劇団「□字ック」第三回本公演『燦燦』で初舞台に立ち、舞台を中心に活動を開始する。
2013年に劇団「□字ック」に入団し、KAKUTA、燐光群、タカハ劇団、堤幸彦演出作品など外部作品にも多く出演するなど年7、8本のハイペースで舞台出演を続ける。2014年には主演を務めた劇団「□字ック」第八回本公演『荒川、神キラーチューン』での演技により「CoRich舞台芸術まつり!2014」にて俳優賞を受賞。2018年6月末で5年間在籍した劇団「□字ック」を退団する。
2019年3月に個人表現研究所「ZURULABO」を開設し、同年5月に「小野寺ずる 30年生きたね記念! 第一回研究発表会」として60分の一人芝居『同じ浄土に咲く花で』を上演する。
役者活動の傍らで、「糞詩人」「思春画家」「ド腐れ漫画家」などと自称し、『演劇ぶっく』、『日刊SPA!』の連載や自身のSNSを通じてイラストやポエムを発表している。
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