命懸けのゲームを生き延びた男が、強制労働27年分もの借金を背負って、またも負け組に。さらに過酷なゲームを打ち破って再逆転できるか。藤原竜也主演のシリーズ第2作。 命懸けのゲームに勝って多額の借金をチャラにしたはずの青年カイジ。しかし1年もたたないうちにまたしても借金まみれの“負け組”に転落する。地下の強制労働施設送りとなったカイジだが、仲間から募った金を手に、2週間だけ地上に出ることを許される。自分と仲間たちの借金2億円を2週間で返す方法を考えるカイジは、偶然にも帝愛グループが経営する裏カジノの招待券を手にして潜入する。そこには因縁の相手、一条がいて……。
2020年。東京オリンピックを終えた日本は、不景気に陥っていた。1,000円に値上がりした缶ビールを買うのもちゅうちょするほど困窮しているカイジ(藤原竜也)は、帝愛グループの企業の一つを任されるまでになった大槻と再会する。カイジは、金を持て余した富豪の老人が主催するイベントで自分と組んで大金を得ようと持ち掛ける大槻の誘いに、一抹の不安を覚えながらも乗ることにする