Phoenix (火の鳥, Hi no Tori, "Bird of Fire") is an unfinished manga series by Osamu Tezuka. Tezuka considered Phoenix his "life's work"; it consists of 12 books, each of which tells a separate, self-contained story and takes place in a different era. The plots go back and forth from the remote future to prehistoric times. The story was never completed, having been cut short by Tezuka's death in 1989. Several of the stories have been adapted into anime series and OVAs, and a live-action movie.
長い間、多くの人々に愛され続けてきた手塚治虫の「火の鳥」には、わたしたちが深く考えるべき二つの大きなテーマが描かれています。 そのひとつは、「歴史」「宗教」「愛」「寿命」「生き様」といった人類に普遍的な「生」の問題です。 もうひとつは、科学や文明の発達にともない提起され始めた、「環境」「遺伝子操作」「クローン技術」「ロボットと人間の関わり」という、わたしたち現代人が今まさに直面している、新しい問題なのです。 50年も前に描き始められた作品にもかかわらず、「火の鳥」は21世紀を生きるわたしたちにとっても「人間とは、生命とは何か」を問い続けている物語です。
主人公ロミとそのパートナーは、終末を迎えつつあった地球を離れ、新たな生活を始めるべく惑星エデン17へと向かう。しかしその惑星の生命はすでに絶滅しており、ロミはさらに苦労を強いられることとなり……。