考古学者を志す少年小狼と、クロウ国の姫サクラは幼なじみ。ふたりは互いにひかれあっているが、どちらもその思いを口にできずにいる。ある夜サクラは、彼女の持つ力を手に入れようとする飛王の陰謀によって、すべての記憶を失ってしまう。羽根となってさまざまな次空に飛び散った記憶を集め、サクラの命を救うために、小狼は異世界へと旅立つ。