Renzoku Terebi Shōsetsu (連続テレビ小説, "serial TV novel"), colloquially known as asadora (朝ドラ, "Morning Drama"), is a serialized, 15 minutes per episode, Japanese television drama program series broadcast in the mornings by Japanese public broadcaster NHK. The first such series aired in 1961 with the black-and-white A Daughter and Me (娘と私, Musume to Watashi), starring Takeshi Kitazawa which aired in Japan Monday through Friday mornings—it was also the only of such series to be aired for 20 minutes per episode. From 1975 onward, series aired in the first half of the year are produced by the NHK Tokyo Broadcasting station and series in the latter half of the year are produced by the NHK Osaka Broadcasting station; the Osaka branch's first asadora production was Whirlpools (うず潮, Uzushio) in 1964.
ヒロイン・舞は、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との4人暮らし。引っ込み思案だった舞ですが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧だこ」に魅み入いられます。 あんなふうに空高く飛びたい──空へのあこがれは、パイロットになる夢へとふくらんでいきます。本物のパイロットになるべく努力を重ねる舞ですが、想像以上に厳しい道のりが待ち受けるのでした。 東大阪で実感する「ものづくり」の喜びと、自然とともに生きる離島での暮らし。2つの故郷である東大阪と五島、それぞれの土地に暮らすさまざまな人との絆きずなを深めた舞は、やがて新しい形で空への夢を見つけていきます。夢の飛行機作りに情熱を燃やす仲間たちとともに、舞の夢は、みんなの夢をのせた新しい翼となって大空へ飛び立ちます!! ※オリジナル作品
2022年は、沖縄本土復帰50年。 復帰以来、多くの沖縄の若者たちが、本土へと仕事や夢を追いかけて渡っていった。 家族と別れ、食べ慣れた郷土の料理を思い――。 コロナ禍に見舞われ、かつてなく“孤独・孤立”が問われる今の時代にこそ遠く離れ、会えなくても、心はつながって支えあう美しい家族と、ふるさとの物語を全国にお届けします。 復帰前の沖縄「やんばる地域」で生まれ育ち、復帰とともに東京で働き始めるヒロイン。 遠く離れても家族の絆に励まされながら、ふるさとの「食」に自分らしい生き方を見いだし、やがて沖縄料理の店を開くことに。ヒロインは、四人兄妹の次女で、兄、姉、妹がいる。四人はそれぞれに異なる道を歩み、気持ちが離れるときも訪れます。 それでもふるさと・沖縄の味が、思い出が、四人の心をつなぐ。困難や挫折に見舞われ、誰かが心折れそうなときには、互いに身を削り、支え合っていきます。 時代を超えどんな逆境の中でも、世界でいちばん美しいもの――それは家族です。 傷つきながら、励まし合いながら大人への階段をのぼっていく四兄妹のドラマはきっと、今を生きるすべての家族の物語です。
1925(大正14)年、日本でラジオ放送が始まった日、岡山市内のある和菓子屋で、安子(あんこ)が生まれた。戦争の足音が近づくなか、さまざまな試練が安子に舞い降りるが、ラジオ英語講座との出会いが安子の未来を切り開いていく。昭和から平成、そして令和へ。安子、るい、ひなたと、三世代の女性たちが紡いでいく、100年のファミリーストーリー。「ちりとてちん」の藤本有紀による書き下ろし作品。
宮城県気仙沼湾沖の自然豊かな島で育った永浦百音。東京からやってきた気象予報士に「天気予報は未来を予測できる世界」と教えられ、深い感銘を受け気象予報士を目指し、ついに難関を突破する。民間の気象予報会社で働きはじめた百音は、この仕事が実に多岐にわたることを知る。天候次第で人の人生が大きく左右されることを痛感した彼女は、個性的な先輩や同僚に鍛えられながら、失敗と成功を繰り返し、成長してゆく。
明治の末、大阪の南河内の貧しい家に生まれたヒロイン、竹井千代は小学校にも満足に通わせてもらうことができず、9歳のときに、道頓堀の芝居茶屋に女中奉公に出される。 そこで目にしたのが、華やかな芝居の世界。 彼女は女優を志し、芝居の世界に飛び込んでいく。 そして、京都の映画撮影所などを経て、大阪で新しく生まれた「鶴亀家庭劇」に参加する。 そこで、喜劇界のプリンス、天海一平と出会い、結婚。 喜劇女優として少しずつ成長していく。 千代は一平と二人三脚で理想の喜劇を目指して奮闘するが、 戦争が始まり、道頓堀は空襲を受ける。 戦後、劇団は「鶴亀新喜劇」として復活するが、結婚生活は破綻。 彼女は芝居の世界から去ってしまう。 しかし、ラジオドラマへの出演をきっかけに、女優として不死鳥のように復活する。 そのラジオドラマで、12人の子どもを抱える母親役を演じた。 大家族をめぐる泣き笑いのドラマは大きな反響を呼び、 10年にわたる人気番組となった。 そして、彼女は「大阪のお母さん」として絶大な人気を獲得し、 名実ともに上方を代表する女優となっていく。 タイトル「おちょやん」とは タイトル「おちょやん」は、“おちょぼさん”がなまった大阪ことばで、茶屋や料亭などで働く、小さい女中さんを意味します。女中奉公していた8年間はヒロインの原点であり、その言葉の親しみやすさ、かわいらしさ、意地と誇りなどの象徴として、タイトルとしました。
明治末期、福島に生まれた古山裕一は、独学で作曲の才能を開花させる。青年になり、音楽に導かれるように関内音と結婚。不遇の時代を乗り越えヒット曲を生み出していく。時代は戦争へと突入し、多くの戦時歌謡を作曲する。戦後は、傷ついた人々の心を音楽の力で勇気づけようと、新しい時代の音楽を奏でていく。原案:林宏司。音楽:瀬川英史。語り:津田健次郎。出演:窪田正孝、二階堂ふみ、山崎育三郎、中村蒼、森山直太朗ほか。
1946(昭和21)年初夏、戦争が終わり、奥原なつ(9)は柴田剛男に連れられ、北海道・十勝にやって来た。戦災孤児のなつを受け入れた酪農一家・柴田家は、北陸からの開拓移民。剛男となつの父とは戦友で、もしもの時は、お互いの家族の面倒を見るという約束をしていた。 剛男の義父・泰樹は偏屈者で知られていた。泰樹は、なつを厄介(やっかい)者と言いながらも内心、不憫(ふびん)に思っていた。子どもながらに覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを懸命に手伝う。なつの頑張りに心を動かされた泰樹は、生きる術(すべ)をとことん叩き込む。なつも天真らんまんな子どもらしさを取り戻していく。 やがて、なつはすてきな馬の絵を描く少年・山田天陽と出会う。天陽から当時、アメリカで流行(はや)っていた漫画映画の魅力を教えられ、" 絵が動く" 夢のような世界があるのかと感動する。高校生になり、なつは天陽の影響で、絵を描く仕事に夢を持ち始めていた。そんな折、生き別れていた兄が東京で働いていると知らされ…。なつに旅立ちの日が近づいていた―。
連続テレビ小説 第99作『まんぷく』。 今や私たちの生活に欠かせないものとなった「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の知られざる物語を描きます。 何度も失敗してはどん底から立ち上がる"敗者復活戦"を繰り返した末、二人は世紀の大発明へとたどりつく ――人生大逆転の成功物語です。
失敗って、楽しい。今日とは違う明日が、きっと見つかるから…。大阪万博の翌年、1971年。岐阜県東部にある小さな食堂に、鈴愛(すずめ)という女の子が生まれた。ふるさと岐阜県と東京を舞台に、ちょっとうかつだけれど失敗を恐れないヒロインが、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜ける、およそ半世紀の物語。脚本家・北川悦吏子さんのオリジナル作品。
明治後期、京都の老舗薬種問屋の長女として生まれた藤岡てん(葵わかな)は、笑い上戸の女の子。 笑いをこよなく愛する旅芸人の北村藤吉(松坂桃李)と運命的な恋に落ちたてんは、親の反対を振り切って駆け落ち同然で大阪へ。そして、夫婦となった2人はう余曲折の末に寄席興行の世界へ飛び込み、小さな寄席「風鳥亭」を開業する。 度重なる困難に直面しながらも、ビジネスパートナーの伊能栞(高橋一生)や武井風太(濱田 岳)らに助けられ、日本中を笑いで元気にしていく。
17-year-old Yatabe Mineko grew up in a family of seven in a mountain village in northeastern Ibaraki Prefecture. Tokyo seemed like a different world even though it is in Kanto because of the poor access to transportation. Her father Minoru has gone to Tokyo to work in order to earn money for her elder brother’s university tuition fees. Once Mineko graduates from high school, she wants to help out in the farm work and give her grandfather Shigeru and mother Miyoko an easier life. However, her life completely changes when her father does not come back for the New Year. Mineko asks her family to let her go to Tokyo to find him and promises to send money home. In the autumn of 1964, she and two childhood friends Tokiko and Mitsuo are hired to start working at a small factory in Tokyo’s working class neighborhood. The wages are low and the working hours are long. After work each day, Mineko searches for her father and gets disheartened at times. Then companies go bankrupt due to the recession after the 1964 Tokyo Olympics and the factory is shut down. Mineko has nowhere to go, but thankfully gets a job helping out at a Western restaurant that her father had declared “delicious” in one of his stories about Tokyo. Everyone at the restaurant including the female proprietress and her son who is the chef works her hard, but are soft-hearted and start to become like family. Mineko overcomes challenges and starts to lay down roots in Tokyo as she experiences many meetings and farewells amid the laughter and tears with regulars, people of the shopping street, friends, and colleagues. Will she be able to find her father?
すみれ。それがこの物語のヒロインの名前です。昭和のはじめ。神戸の山の手で生まれたすみれは、早くに亡くなった母から教えられた刺繍や手芸が大好きな女の子でした。会社を経営していた父、活発な姉のもとで何不自由なく育ち、18歳でお見合い結婚、ほどなく娘を授かります。 順風満帆に思われた人生でしたが、戦争ですべてが変わります。 夫は出征し、家は焼け、戦争が終わると財産は没収。おっとりとしたすみれはどうしていいかわかりません。そんなとき、幼い娘のために手作りした服を見た人から「それを売ったらいいんじゃないか」と言われたことをきっかけに、すみれは生きていくために子供服作りを始めます。 そんなすみれの周りには、様々な事情を抱えた女性たちが集まってきます。働いたことなどない女同士で「ああでもない、こうでもない」と言い合いながら、気づけば会社まで起業、子供服作りにのめり込んでいきます。 戦地から復員した夫は、当初、妻たちが働くことに猛反対。すみれの夫・紀夫は戦前の「男が働き、女は家の中」という考えが捨てきれず、また、儲けをあげることより「子供のため、ママのためによりよいモノを作りたい」という彼女たちの仕事のやり方も理解できません。 しかし、やがて彼女たちの意気込みに触れ、子供服作りに一途な彼女を陰ながら支える生き方を選び、「最強のパートナー」となっていきます。 「婦唱夫随」のすみれと紀夫は、仲間たちとともに「こだわりのモノづくり」を貫き、やがて宮内庁御用達と認められるまでになっていきます。そして後年、すみれは、大人になった娘たちとともに、念願だった「子供のモノなら何でもそろう」日本初の総合子供用品店をオープンさせることになります。
昭和初期の静岡・遠州に生まれた小橋常子は、亡き父に代わり母と2人の妹を守り“とと(父)姉ちゃん”と呼ばれていた。女家族で助け合って生きてきた常子は、戦後、東京で出版社を立ち上げる。天才編集者・花山伊佐次と出会い、女性のための雑誌を刊行し一世をふうびする。戦前、戦後の昭和をたくましく生き抜いた家族の物語。作:西田征史。音楽:遠藤浩二。語り:檀ふみ。出演:高畑充希、向井理、西島秀俊、唐沢寿明ほか。